『SR-02/03改造方法』 ~スポンジタイヤ~

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  • RC

2019.10.02

ミニロボSR-02/03の改造、 スポンジタイヤについて説明します!!

スポンジタイヤを取付けることにより、タイヤのグリップ力が格段に上がります!!
走り出しの加速が早くなり、曲がるときもクイックな動作が可能になります。

曲がる動作が早くなると、バランスの悪い機体では動きが逆に悪くなることもあります。
そうした場合は、「幅広改造」や、「軽量化」「低重心化」をしてみましょう。

改造には「スポンジタイヤセット」「性能アップパーツセット」が必要となります。
組立方についてはそれぞれに同封されている説明書をご覧ください。

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また、ランナーCの10「ホイール」が余っている場合は、以下の作業を行えば
「性能アップパーツセット」を購入しなくてもスポンジタイヤを取り付けることが可能です。

スポンジタイヤを取付けるには、まずダブルホイールを2個作る必要があります。

ダブルホイールを2個作るには、ランナーCの10 [ホイール]が全部で4個必要になります。

<必要な部品>・・・スポンジタイヤ x2  (付属:輪ゴム)   C10[ホイール] ×4
ねじS ×4    ナット ×4
<必要な工具>・・・ニッパー (カッター、やすり)

注意:カッター、やすりはニッパーでの加工後、加工面をキレイにするために使用します。
特にカッターを使用する際は、十分注意してください。不安がある場合は、
保護者の方にお願いするか、やすりを使用しましょう。
スポンジタイヤの付属品の輪ゴムは、タイヤ径(大きさ)を調整するのに使用します。

まず、C10 [ホール]を加工します。
写真では1個ですが、実際は2個加工してください。
スポンジタイヤ2
上の写真は、ホイールの裏側です。この裏側から、ニッパーで穴をあけていきます。

出っ張りの部分に切れ目を入れていき、出っ張りの部分を切り取ってしまいます。
スポンジタイヤ3

下の写真が、切り取った写真です。
スポンジタイヤ4

そして、さらに穴を広げます。真ん中の穴から、全体に切れ込みを入れていきましょう。
スポンジタイヤ5

下の写真が、切れ込みを入れた状態の写真です。
スポンジタイヤ6

切れ込みを入れたところに斜めからニッパーの刃を入れ、切り取って穴を広げていきます。
スポンジタイヤ7

下の写真が、穴を広げた後の写真になります。
スポンジタイヤ8

穴のサイズの目安は、タイヤ止めが真ん中に入るサイズです。
しっかり真ん中に置けているか、確認してください。
スポンジタイヤ9
穴の加工はこれで完成です。この穴の開いたホイールを2個作ります。
ニッパーで加工したので、穴の周りがギザギザしています。
ギザギザが気になる場合は、カッターやヤスリを使って穴の周りをキレイにしましょう。
注意:カッターを使用する際は、十分注意してください。

穴をあけたホイール2個の、表側の周りの突起をすべて切ります。
自分が加工するホイールと、下の写真をよく見比べて、
切り取る突起を間違えないようにしてください!!
スポンジタイヤ10

下の写真が、突起を切り取った後の写真になります。
スポンジタイヤ11
穴をあけたホールの加工はこれで完了です。

次に、まだ加工していない残り2個のホールを加工します。
スポンジタイヤ12

加工していないホイール2個の、表側の周りの突起をすべて切ります。
自分が加工するホイールと、下の写真をよく見比べて、
切り取る突起を間違えないようにしてください!!
スポンジタイヤ13
これで加工は完了しました。

下の写真は、ダブルホイールを作るための1セット分の材料です。
写真と見比べて、同じものが2セット用意できていることを確認してください。
スポンジタイヤ14

真ん中に穴をあけていないホイールを裏返し、ナットをはめます。
ここの工程は、スポンジタイヤに同封されている説明書「スポンジタイヤの取り付け方」
を見た方が分かりやすいかもしれません。
スポンジタイヤ15

ホイールの表側同士を合わせて、ねじで止めます。
完成したダブルホイールは、下の写真のようになります。
スポンジタイヤ16
スポンジタイヤ17
スポンジタイヤ18

いよいよ、スポンジタイヤを取付けます!!
スポンジタイヤ19

スポンジタイヤは、ダブルホイールよりもサイズが小さいので、
引っ張りながら取り付ける必要があります。
この時、スポンジタイヤを引っ張りすぎてちぎってしまわないように注意してください!!

まず、ダブルタイヤの端にスポンジタイヤをひっかけます。
スポンジタイヤ20

ひっかけた所から、少しずつダブルホイールにスポンジタイヤをかぶせていきます。
スポンジタイヤ21
ダブルホイールにスポンジタイヤが取りつきました。
しかし、これで完成ではありません!!

下の写真を見てください。影になっていてわかりずらいですが、
ダブルタイヤの左側のスポンジタイヤは薄く、右側のスポンジタイヤが
厚くなっているのが確認できます。

このままミニロボにつけてしまうと、タイヤがガタついて本来の性能が出せません!!
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薄くなっている左側を引っ張って、スポンジタイヤの厚みを調整します。
スポンジタイヤ23
スポンジタイヤは、この厚みの調整、難しいですがとても重要です!!

いよいよ、ミニロボの取り付けます。
ミニロボに取り付ける際は、タイヤカバーを外せば取り付けできます。
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タイヤをはめます。
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タイヤ止めを取付けて、完成です。
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<調整>   タイヤ径(大きさ)の調整
スポンジタイヤをそのまま取り付けると、通常のOリングを使用すしたときに比べ
タイヤの径(大きさ)が少し小さくなります。
それによって、タイヤがしっかりと地面に接地せず、スピードが遅くなったり
操作しにくくなったりする場合があります!!

そうなった場合は、付属の「輪ゴム」を使って。タイヤ径を調整してください。
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付属の「輪ゴム」、少し特殊で、ほぐさないと均一に伸びません。
下の写真のように指で伸ばして、輪ゴムが均一に伸びるようにしましょう!!

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スポンジタイヤを取付ける前の、ダブルホイールの状態で、輪ゴムを巻きます。
この時、輪ゴムがねじれたり、重なったりしないように注意してください。
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輪ゴムを巻いた状態で、スポンジタイヤを取付けます。
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輪ゴムを巻いたことにより、タイヤ径が大きくなったスポンジタイヤが完成。
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